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山岳同人 マーモット

大同心

大同心を見上げる

【場所】八ヶ岳・大同心 正面壁 雲稜ルート
【メンバー】下田、下山
【日程】2008年3月16日(前夜泊)

今回の核心
美濃戸口の駐車場でシモヤン号初めてのチェーンを巻いて美濃戸山荘へと向かいます。
林道入ると、ごつごつと雪が底をこすって、大丈夫かな?と不安になります。
案の定、下り坂の手前で運転手のシモヤンが「大丈夫かな?」と聞いてきます。
俺に聞かないで…と思いつつも「JAF呼べる?」(シモヤマ)「呼べるよ」(シモヤン)と会話して、駄目でもこれも良い経験か?と「よし、行っちゃおうか!?」とつっこむことに決定、一気に坂を下ります。
が、核心は急カーブのアイスバーンと思ってたのに…ずっと手前の橋を渡った軽い勾配の登りに差し掛かったところでスタック。にっちもさっちも行かなくなり、必死に木を集めて何とか抜け出します。
先に駐車スペースがあり、そこでUターンできそうですが、そこまでの轍が深くてとてもたどり着けそうに無く、かといって戻りの急勾配の坂も登る自信無さそうな様子。
参ったな…と思っていると、下ってくる車があります。
まずい…と見ていると、なんと四駆のワンボックスをしたがえたJAF!ではありませんか。
話を聞くと、四駆でチェーンをつけていてもスタックしてしまうらしくこの日だけで4往復とのこと。
オンロード仕様のシモヤン号では戻れそうに無い…助けてください!とお願いします。
「JAFの会員ですよね?」と聞かれたので「ハイ!」と答えてシモヤンに「入ってるよな?」と相槌を求めると、「入ってないよ!」と…。
「へ?JAF呼べるよって言ってたジャン?」「だって、呼べるじゃん…」「いや…確かに呼べるけど…」(こんな会話をいつかの穂高屏風岩でも交わしたような…)
ということで、「12,000円ですけど…」いやいや、このままここにいて春になるまで待つわけにはいかんので「よろしくお願いします!」と頭を下げます。
で、必死の形相で運転している四駆ワンボックスを片付けた後に戻ってきてもらうことになり、のんびり待ちます。
ひとり6000円は痛いが、背に腹は変えられん…戻ってきたJAFのハイラックスサーフに引っ張って貰います。
これが凄い!きつい坂道をケツを振りながらガンガン引っ張っていきます。
我々は感動しつつ、やっぱり次に車を買うなら、雪の坂道登れる車だな…と目がハートマークに。
JAFの方に伺うと、センターデフロックでLSDで…と雪道でも強いカスタムとなっているようです。

赤岳鉱泉へ
まあ、そんなこんなで車を駐車場に戻して、とぼとぼと歩きます。
シモヤマは数ヶ月の無職期間&新しい職場も目黒で電車通勤になったせいで運動不足を痛感…自転車こがなきゃな。
何とか5時頃赤岳鉱泉に到着してテントを張り、乾杯します。
(シモヤンばっちり食料と酒を準備してくれてありがとう!酔っ払ってくだを巻いて?ゴメンね)

肝心の登攀
翌朝は4時起床。ゆっくり食事をして、明るくなるのを待って出発。7時過ぎに岩場の基部へ。
ここから、取りつきまで40mほど下るのですが、途中でリングボルトがありここで支点をつくりビレイします。
上には全くハーケンが無く、横にハーケンを見つけたのでそちらに下ると、ペツルの支点があります。
ここからさらに下に巻くようにハーケンが打ってあり、そこから登るようになっています。
で、ここで支点を作って先ほどの地点からシモヤンが来るのを待ちますが、ロープがひどく絡んで難儀しています。
さて、なんだかんだと1時間以上たって、1ピッチ目をシモヤン登り始めますが、久々の人工&鐙にカンが戻らないのか、ヌンチャクかけて、右の鐙をかけて、左の鐙をかけて、岩をがりがりさせながら登って左の鐙にフィーフィーかけて(鐙に乗れよ!)、右の鐙を外して(外してどうする?)ヌンチャクをつかみ…と下から見てると笑える動きを必死に迷いながらやってます。
結局1ピッチ目をシモヤンがリードし終わった時点で9時。
天気が良いので、凍傷の恐れは無いのですが、風が強くて体の芯まで冷え込みます。
谷川や穂高の本番前の練習に登る…とガイドブックにあったので少しなめていたのですが、結構あたふたします。(さっきはシモヤンつっこんでたけど、我ながら変なムーブをやってます)
で、2ピッチ目を続けて登ると、人工ではベタうちでハーケンが続くのに、フリーになると途端に無くなり、かつ雲稜ルートらしいというか弱点ついてトラバースが入るのでルートを探すのに結構迷います。
なれない人工で無駄な力を使うのと、45m一杯にロープを伸ばしたので最後はヒーヒー言いながらフィーフィーにぶら下がり(オヤジギャクですいません)体力不足を痛感します。
2ピッチ目を登る
2ピッチ目を終えると草つきが出てきて、傾斜もゆるくなります。
12時過ぎにドーム基部に到着。
ドーム下から小同心
日も出て暖かくなってきたのですが、ドーム人口登攀の支点までのトラバースをしている15分の間に風向きが変わり、空をどす黒い雲が覆います。
「どうする?」とお互い言い合い、雨が降ったら嫌だな…ということで、さっさと下ります。

宴は終わって
大同心稜を100mばかしくだると、スリングの懸垂下降点があります。
15mばかり懸垂下降すると歩ける傾斜になります。
後は歩いて一気に下り、赤岳鉱泉〜美濃戸山荘〜美濃戸口へ。
帰りは道の駅小淵沢のスパティオ小淵沢で汗を流して帰路につくのでした。

一の倉尾根

真面目な書き出しです。登攀能力(個人的にはこれが一番欠けている。自覚しています。ハイ。)は必要条件として、冬に”コンディション”(十分条件)を掴むことがどれだけ大事か…。改めて確認した山行でした。

しかし、確認ばかりでさっぱり登れません。それはそれでちょっと寂しい。グスン 来シーズン、再々トライするよ〜!

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3月15日(土) 小雨(雪?)後、晴れ
メンバー:泰平さん、達ちゃん、とみづか

一昨年(2007年)のお正月は新雪直後のため敗退した一の倉尾根。"えー、もういいのよ…ノミックとダート買ったから氷やりたいしぃ…"の私のお尻に火をつけたのは泰平さん。"なんでお前らから「もう一回行きましょうっ!」って言わないのかオレは不思議だよ。一の倉尾根行こうぜ!"

ということで、ドタ参加してくれた達ちゃんも一緒に一の倉尾根へ。事前に色々な登攀の話を聞くに及び、どうやら谷川のコンディションは悪くなさそうと思っていましたが、さにあらず。既に、指導センターの裏側で「この雪、なんかGWぐらいの雪じゃねーか?」

出合いから一の倉尾根を目指し、衝立前沢をズボズボ登っている最中には反対側の一の沢で雪崩れが起き、東尾根に向かう2人組パーティーが蜘蛛の子を散らすように側面に逃げ登っていました…第一岩峰のルンゼは、「堅雪に軽くアイゼンを効かせ、ダガーポジションで」とトポにありましたが、ザラメ雪の上に何箇所か雪が割れておりズルズル、しかも雪が切れたところでワンポイントの岩登り(達ちゃんリード、泰平さんは華麗に登り、とみづかだけ四点支持のカニ状態。一応登ったけどカッコわる〜)も含む始末。この間も一の倉沢、幽の沢には”ドカ〜ン”、”ドカ〜ン”と雪崩れの音がこだましていました。

第一岩峰を過ぎてからの岩稜も腐った雪のアップダウンで、トップの達ちゃんが大層難儀。当然、一日で抜けられるような雪質ではなく、10:30頃に到着した懸垂ポイントで三者会談。「この先も楽しくなさそうだからやめようかぁ。それにホラ…」

■ルート上に今にも落ちそうなでっかい雪が(ビルぐらいあります)
あー、落ちそう


撤退の決断は早いよ〜。後続の「ぶなの会」、「神田山の会」混成4名パーティーも撤退ということで、ロープをお借りしながら一緒に懸垂下降することとなりました。

■ここまできたんだけどねぇ
後続パーティー

東尾根と滝沢リッジ。この頃には晴れてきました。


■第一岩峰ルンゼを懸垂下降
懸垂下降中


■働く泰平さん
スタンディング・アックス・ビレイしています


あれ?ルンゼから一の倉沢を覗くと、来た時にはなかったデブリが…。そうです。"ドカ〜ン"、"ドカ〜ン”と聞こえていた雪崩れの一つは、衝立スラブ、テールリッジの雪が一気に出合まで雪崩れていた音だったのです!すっ、凄い!谷の側面は雪が雪を削ってえぐられ、まるでダンプカーで除雪したような雪が出合まで届いていました。朝歩いたとき(正確には、呑気にど真ん中でアイゼンを付け、みかんを食べた)平原だったんですよ!それが…

■デブリです
デブリの中を歩いています


■衝立スラブとテールリッジは真っ黒。朝は雪が付いて白かったのに。烏帽子大氷柱も跡形なし
雪崩れのあと


■ピカピカなのは雪が雪を削った跡。スキーやソリの跡ではありません
ピカピカな雪崩れ跡


7人での懸垂で時間もかかり、出合に着いたのは15:00ぐらいでした。

つい4日前の11日には浦山さんが3スラをガイディングし(さすがだねぇ)、そのとき見た大氷柱もまだ登れそうとのことでしたが、谷川はあっという間に春を迎えたようです。季節の変わり目であることを割り引いても、コンディションを掴んで登るというのは難しいですね(⇒天気見ながらしょっちゅう通えばいいだけじゃないの?)。まぁ、私としてはそういう不確定なところも含めて好きなんですけどね。

(とみづか)



八/小同心

IMG_0436.jpg
日程:3月8〜9日
行き先:八/小同心クラック
メンバー:下田2名
初日、のんびり出発したら小屋に着いたのは夕方5時。
翌日、出発は6時半となり順番待ちを覚悟していたら・・・。
大同心稜で3人組を追い抜いたきり前には誰もいなくて一番乗り。
どこから登るのか探している間に後続がやってきた。
支点が見えたので登り始めると途中にカラビナが落ちていて迷わず拾う。
ラッキー。シングルで登ったので短めにピッチを切った。
2ピッチ目をビレーしているとおばさまが登ってきて下からその3人組の1人の女性のやじがとぶ。
大丈夫だろうか・・・。この後にならなくて本当に良かった・・・。
雪は落ちていてガバで快適。天気も良くてロケーションは抜群。先日の越沢アイゼンとは雲泥の差だ。
3ピッチ目はチムニーを左から越える。小同心の頭からコンテで登り横岳直下岩場を1ピッチ登る。
するとなんと見たことのある女性がいるではないか〜。
天女山から縦走してきた富塚さんだ。なんという偶然。
下降は大同心稜を途中まで下るがわかりにくく、引き返して硫黄岳〜鉱泉に戻る。
意外に長く下りに時間がかかった。
富塚さんに下降聞いておけば良かった〜。



取り付き

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たまには真面目に

食べ放題で浮かれているだけではありません。たまには真面目にトレーニングしています。3月8日、チーム・デナリは天女山から権現に登ってきました。オーツカ隊長とイマムラさんはお仕事の都合で日帰りのピストン、暇なとみづかはそのまま縦走し、渋の湯まで歩きました。

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3月8日 快晴、ほぼ無風。天女山から権現ピストン
赤岳ピストンの予定で前夜23時に明大前に集合すると「昨日、丹沢登ったら小原先生(注:マーモット所属のお医者さま)に会って、"権現いいよ〜っ"って薦められたから権現にしよう」の一言で、行き先は権現に変更。トレースはバッチリ、快晴の空の下、車を降りてから頂上まで5時間弱の程よいトレーニングとなりました。

とみづかは、頂上でオーツカ隊長、イマムラさんと別れ、そのまま縦走に。とーぜんトレースがあるだろうと思っていましたが、あ〜〜。頂上を回り込んだところでまっさら状態。足を踏み出すとスボズボと太ももまで沈んでゆく〜。これは気のせいに違いない。気を取り直してもう一方踏み出すと、またズボズボ今ならオーツカ隊長に追い付いて帰れると首から上は何度か後ろを振り返るも、なんだか足は前に向かう…結局、キレット小屋まで2時間弱かかりました。

3月9日 晴れ
赤岳の基部までまたラッセルか…とダラダラしながら7時ごろ出発すると、赤岳から来たパーティーがいたみたい。トレースもあり、後は楽勝。とっとと歩きました。横岳頂上で下を覗くと、なんだか知り合いっぽい人が登ってくるなぁ〜。顔、肩、腰と姿が現れた足元にG1。おおっ〜、下やんに間違いない。「下や〜ん、とみづかだよ〜。何してんの〜」と声をかけると「小同心だよ〜。いやー、(奥さんのカンちゃんが)小同心登りたいって一生懸命言うもんだからさ〜」だって。ゴチソウサマです。

ひとしきり世間話をした後で、二人に別れを告げ、「やっぱ、縦走より岩登りだよね〜。ブツブツ」と思いながら、今日の予定地、黒百合平へ。途中の根石岳、天狗はだらだら登りのだだっ広い平原(?)で、風が強い事、強い事。デナリもこんな感じかなぁと思うのでした。2時半前には黒百合平に到着しましたが、今から渋の湯に行ってもバスがないので幕営。5時過ぎ(まだ明るい)には寝ちゃった。

3月10日 雪
夜半過ぎからテントの中が急に暖かくなったので「ありゃ、雪だな」と思っていましたが、朝起きると20cm位の積雪。ささっと撤収し、樹林帯の中を渋の湯まで40分ぐらいで下山しました。

今回は、皆、まじめにトレーニングしました。

おわり。

(とみづか)

乗鞍スキー

3月1-2日はスキーに行って来ました
メンバーは、オーツカ隊長、イマムラさん、佐藤達ちゃん、とみづか。

なお、これは山行記録ではありません。テント泊で寒さに耐えるはずが、何故か、温泉につかり、ズワイガニ食べ放題を含む豪華なバイキングの宴で盛り上がるのでした。デナリ大丈夫かね〜〜

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3月1日、生憎の天気。乗鞍は早々に諦め、オーツカ隊長の別荘から白樺湖 2in1に向かい足慣らし。朝から吹雪まじりで、視界不良注意のアナウンスもされるほどでしたが、昼前から急速に雲が切れ始め、天気好転。14時前には白樺湖を後にして乗鞍に向かうのでした。

車中では何故か「温泉に泊まろー。寒いもん」となり、『休暇村乗鞍高原』に宿泊する事に。なぜそんな話になったのか、いまだにきっかけがわからない。でもいいや、久しぶりのバイキング料理を思いっきり楽しんだからね。余談だけど、バイキングには結構性格がでるので面白いよね。

3月2日、快晴。絶好のコンディション。この”スキー旅行”のことは、ちょっとブログには・・・と思っていましたが、あまりの好コンディションぶりが写真にもよくでているので掲載。とはいえ、一応、とみづかは「シールを付けて歩く」、「山スキーの使い方を覚える」の目的は達しました。

■つぼ足だとズボズボだけど、スキーならへっちゃら
いやー、気持ちいいね


■森林限界を超えたところでおしまい。アイスバーン状態になるので怖いデス。
森林限界越えまで


■下りはあっという間。フカフカ雪の下降はスキーが埋まってしまい、ちょっと苦戦しました。
下りはあっという間


(とみづか)

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