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屏風岩東壁雲稜ルート

Category : 山行記録
お疲れ様です。下山です。
穂高の屏風岩・雲稜ルートにチャレンジしてきました!

■場所:穂高連峰 屏風岩東壁雲稜ルート
■メンバー:(先行チーム)木村さん・奥薗さん、(後行チーム)富塚さん・下山
■日程:2005.09.10(土)-11(日)
■概要:
9.10(土)
沢渡駐車場(タクシー)→上高地→明神→徳沢→横尾→T4尾根→T4雲稜ルート取り付き→扇岩→東壁ルンゼ→終了点上部樹林帯(ビバーク)
9.11(日)
ビバーク地点出発→屏風の頭→最低コル→パノラマコース→徳沢→明神→上高地(タクシー)→沢渡駐車場

~詳細~
5:30で予約したタクシーに乗って出発します。
上高地から明神、徳沢、横尾へそれぞれ45分ずつかけて歩きます。横尾を出て、渡渉してからはガレ場をひたすら登りますが、陽射しが白い石に照り返し汗が噴出します。頭上に迫る屏風岩を見上げていると、カラカラとなにやら落石のような音がして、2頭の若いオスのカモシカが走ってきて一旦走り去ったかと思うと、何を思ったかこちらに向かってくるではないですか…ちょっとお見合いしてカメラを向けると一目散に逃げてしまいました。T4尾根に着くと、別のパーティーが準備しており、とりつきまで1時間ほど順番待ちします。
※クリックすると画像が拡大します。
▼渡渉しています(川の向こう側は別のパーティー)
渡渉してます

▼屏風岩
屏風岩

▼さあ登るか~T4尾根取り付き
T4尾根取り付き

ここから、木村さん・奥薗さんの先行チームと、富塚さん・下山の後行チームに分かれて登ります。
T4尾根は2ピッチほど、ロープをつけて登り、草付きを詰めるとT4取り付きに到着です。
T4からの1ピッチ目・2ピッチ目は以外に難しく、うーんなんだか今までのフリーのルートとは勝手が違います。3ピッチ目のアブミの辺りから時間が気になり始めます。4ピッチ目のトラバースは?ピナクル越えてからちょっと迷いながら進みます。

▼T4より1ピッチ目を登る富塚さん、上にちょこっと奥薗さん 
1ピッチ目

▼扇岩より3ピッチ目のアブミ、上が奥薗さん、下が富塚さん
3ピッチ目

7月の谷川中央稜に続いて、後行チームがまたまた残業(プチ?遭難とも言いますが…)してしまいました。5ピッチ目に抜けて東壁ルンゼに入る手前で暗くなってきます。5ピッチ目を終わる頃には、日が暮れて真っ暗な上にしとしとと雨も降り始めます。ビレイをしているとたまに壁がふわっと白く明るくなり、「あれ?ヘッテンは電池節約する為に消してるのに?」と後ろを振り返ると、常念岳の向こう側の空をいくつも雷が走っています。それは切なくなるほどきれいで、「あーこれからどうしよう…帰りたいけど帰れない…」とますます心細くなります。それから先は、フリーもなにもあったもんでは有りません。真っ暗でびしょびしょの東壁ルンゼを使えるものはアブミだろうが、プルージップだろうが(岳嶺岩でセルフレスキューの訓練しといてよかった…いや、別にぶら下がってたわけではなかったんですが…)バックアップでも何でも使って登ります。幸い先行チームが6ピッチ目以降ランナーを残してくれていて、7ピッチ目以降はフィックスロープまで残しておいてくれたのでなんとか前進できたのですが、ますます装備は重くなり、立ち上がるのにも息が切れます。(ビックウォールを登る人たちは、あんなにギアやヌンチャク持って登るんですよね~、えらいな!)上からは「おーい!」と声がかかりますが、とりあえず「頑張って登ってます!」としか答えられません。結局息も絶え絶えに(by下山、富塚さんはいつもの平気そうな感じでしたが…)たどり着き、心配そうな奥薗さんと、昼寝の終わった木村さん(いやいや、そんな風に言いながらも途中1時間も待っていたり、フィックスロープを張ってくれたり、きっと本当はモクモク煙を吐き出しながら心配して気をもんでくれていたんだと思いますが…終了点からもれるヘッテンの明かりにゆれる紫煙が見えたときは心底ほっとしました。ほんとお待たせしました!)に迎えられ宴会となりました。イヤー、酒がうまくて染み渡りました。夜は、チェルトとシェラフカバーに包まって休みますが、小雨がぱらつく割に快適でした。

▼終了点上の樹林帯で宴会、今夜はここでビバーク
今夜はここでビバーク!

翌朝は、簡単に食事を済ませて出発、はっきりした踏み跡を少し藪こぎしながらも歩いて屏風の頭に到着。天気が良ければ景色が最高だったのに…と少し残念でしたが…。木村さんが「ビール・ラーメン!」とコワれてつぶやきながらたったと歩くのについて降りていきます。雨足が強くなったのですが、上高地は観光客であふれて観光バスやタクシーが渋滞している状況でした。

▼屏風の頭から涸沢
屏風の頭から涸沢

▼徳沢に到着「カンパーイ!」
徳沢に到着

沢渡の定食屋兼温泉で”獣の臭い”をすっきり洗い流して、カツカレー、カツ丼を堪能して家路にとつくのでした。

<下山・富塚さん歩きながらの”今回の反省”の弁>
時間短縮しかありません。経験と実力不足でした…「今度の唐沢大丈夫かな…」(下山)「なーに言ってるの!尚更行かなくちゃ!!」(富塚さん)「そうッスよね…!」(下山)

<奥薗さんコメント>
「雲稜ルートを完登して・・」
1.T4から常念、楪、大天井をみて北アルプスにいるんだと感じ屏風の頭から涸沢が目の前に広がった時、屏風をやったんだと感動しました。
2.各ピッチの印象
①1P目の凹角部ではピナクル直下のハングにてこずった。
②3P目のあぶみは思ったよりうまく出来たがフリーを交えての人工登攀は一寸緊張した。
③東壁ルンゼに入ってからはクラックもしっかりとしていて手は痛かったが快調だった。
3.終了点(BP)での宴会はなかなかすばらしかった。広さも雨よけもあり実に快適なビバーグだった。

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  • Author:山岳同人 マーモット
  • 山岳同人マーモットは、山に関する活動をオールラウンドにやっています。各々が自分の山を自分のペースで楽しんでいる会です。
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