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甲斐駒・赤石沢奥壁中央稜

Category : 山行記録
お疲れ様です。下山です。
甲斐駒・赤石沢奥壁中央稜に登ってきました。
■日程…2005年6月18日~19日
■メンバー…富塚さん、下山です。
■概要
6/18(土)
尾白渓谷駐車場 5:00-<5h>→七丈小屋テン場 10:00-10:30(テント設営など)-<45m>→八合目岩小屋 11:15-11:50(休憩)-<30m>→中央稜取付 12:20
登攀開始 12:45-<2h45m>→4ピッチ登攀終了 15:30-<2h20m>→赤石ピーク登山道 17:50-<50m>→七丈小屋テン場 18:40

6/19(日)
七丈小屋テン場 7:30-<2h40m>→竹宇神社10:10

■詳細
できれば1日で登りきっちゃおうという話にもなっていたので、ガンガン登り5時間でテン場に到着します。

七丈バンドを下り、小さな滝のような水場(右ルンゼ)を越えたあたりに中央稜取付がありました。

▼岩小屋でちょっと休憩
IMG_0984.jpg

▼右ルンゼの水場
IMG_0985.jpg

<1ピッチ目>
体全体が入るぐらいのクラックから始まります。富塚さん「ぬれてて、汚くて楽しくなーい」と言ってます。
▼ちょっと濡れてます…
IMG_0987.jpg

<2ピッチ目>
岩はほとんどない草付のブッシュを登りますが、簡単な分かえってどちらに進めばよいのだろう?と思いながらもひたすらロープを伸ばします。3ピッチ目の岩場下のテラスを目指すが、ロープが足らず手前の木でピッチを切ります。
<3ピッチ目>
登り始め、人工でフェースに取り付きますが、二手目がちょっと遠く苦労します。
クラックはボロボロ崩れるか濡れてる岩で、つかむと抜ける役立たずの草や木(草木にとってはいい迷惑ですが)を使って登ります。「やっぱり楽しくなーい」と富塚さんがうなってます。
<4ピッチ目>
足一本入るクラックを登ると、ピンが多めに打ってあるこぶし2個分ぐらいのクラックが出てきて、レイバック気味にフェースに乗り出すと上手くいかず?となったが、クラックの内側を探るといい具合の手があり、それを使って上がります。唯一のクライミングらしいムーブだった…。(でも、ホントに一番のクライミングらしい?ポイントがあとで出てくるとはこのとき思ってもみなかったのですが…)
▼黒戸尾根方面
IMG_0993.jpg

<稜線目指して…>
ロープを解除して、ひたすら草付き、這松を登るが、ちょっとした岩が出てきたので、クライミングシューズに履き替えて登ります。わずかに踏み跡をたどって登るが、ちょっと厳しい場所もあり稜線になかなかたどり着きません。
最後、稜線手前でロープを出して岩に取り付くが、下から見た分には簡単そうだった部分で、掴みやすいが乾いた軽い音のしている岩の誘惑を断ち切って、ちょっと悪いけど固そうな岩を使って、さするとぼろぼろに崩れている…部分に乗り込み、手を伸ばして這い松をつかむと…ぐらぐらであった…「え~~、ダメじゃーん」血の気が引いて、一瞬にしていろいろ思いが巡ります。
「さっきスリングやっとかけた這い松は、絶対俺の体重支えられないし、富塚さんのセルフとったところもあてになるかな…?落ちたら死ぬよな~。一人じゃなくて巻きこんで2人かな…それはまずい、まずすぎる…俺ってアルパイン向いてないかな…??」
(ここらへんで、アドレナリンが出てきたらしく…人格が分かれます)
「こんなときに、な~に考えてんだよ!」<強い人>
「そういえば、吹雪の雪山ビバークの後来なくなった若い人いたよな~きっと死ぬーとか思って怖かったのかな~」<弱い人>
「いやいや、そんなこと考えてる場合じゃあない、ふー、落ち着け、落ち着け」<強い人>
 一旦、足場の良いところに一手降りて…
 普段ならレストにならないようなレストでもなんとなく手に力が戻ってくるような…
 下から富塚さんがいろいろ言ってますが、答えてる余裕なんてないよーんと適当に受け流して…
「下には降りられないし、支点取れるところないし…うーんまずい。かといって、このままだとどんどん疲れるし…」<弱い人>
「いやいや、手はこの部分なら多分崩れないし、足も…あー、こんなところにクラックが!…多分ここなら多少崩れても足はきく…これならいつものボルダーに比べて全然簡単なはずだ…、行かなきゃ帰れないし、できる、できる」<強い人>
 手も、足もだましだまし、ぐらぐらの這い松もちょこっとつかみつつ、足を上げて、うーん何とかクリア!
「あー、最近ボルダーもフリーも練習しといて、ホントーニ良かったデ~ス!」
 まあ、冷静になってみると、地上であれば2~3秒ですっと終わってしまう簡単なムーブだったんですが、流石にこんなにボロボロの岩質で、支点がとれなくて…という状況だと慎重にというか体も頭も固くなっちゃうもんです。
 回りを見渡して、ちょっとしっかりしてそうな根っこの下を掘って、ヌンチャク通してロープをかけます。
 しかーし、上を見ると岩場の向こうは霧がかかっていて、スパッと切れていて、全然地面なんて見えません…「確か先週一般道歩いていたときにチェックしたけど、独立した峰なんてなかったはずだし、ここまで来たらとりあえず登るしかないもんなー」 とガンガン登っていくと…あ、先週通った登山道じゃん!「ひゃっほう!」と雄たけびを上げて、セルフとって富塚さんを引っ張りあげます。「ふ~、生きてて良かったー」








▼お疲れさま~▼ヒャーッホウ

IMG_0994.jpg

IMG_0995.jpg

翌日帰り際に七丈小屋の方に話を伺うと、「夏場の中央稜は最近登っている人はいないね~」とのこと。やっぱり…。
帰りにアミノバイタルいただいちゃいました!先週はビール半額にしてくれたし、やっぱり良い人だー!五合目小屋で冷えたのを飲むとエネルギーも充填、一気に降りちゃいます。(富塚さん下るの早すぎ!でついていけません。)
帰りの温泉は、先週気に入った名水公園は1時からだったので諦めて、武川村の「むかわの湯」(700円)はちょっと高かったけど、ゆったりとしたきれいな施設で満足。
蕎麦屋の看板に引かれて、甲州街道から右折すると、結局店は見つからず天然記念物の「山高神代桜」を見物します。樹齢1800年!?らしく、普通の桜8本分ぐらいの幹に、ほとんど自分では支えられない状態の枝が残っている見るからにお年寄りの桜でした。
下ちゃん、記録ありがとう。そうなんです、かなーり時間がかかってしまいました。先々週の丸東、先週のヨセミテのイメージが強過ぎ、”花崗岩の大岩壁→すっきり系”と思い込んでいたのが×。行けども行けども、草付き、ブッシュ、たまに出てくる岩は脆い or しっとりした苔付き…最近登られている気がしない…これは正規ルートなのだろうかという懸念が歩みを鈍くし、うん、うん唸りながら何度もトポを取り出してました。トホホ。
(とみづか)

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  • 山岳同人マーモットは、山に関する活動をオールラウンドにやっています。各々が自分の山を自分のペースで楽しんでいる会です。
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