- 2007-10-31
- 山行記録
Wednesday, October 24,2007
EL Capitan Baseで遊ぶ
Camp4で知り合った、神林さん・出村さんと一緒に、EL Capitan Baseのショートルートを登りに行きます。

EL Capitan Baseで遊ぶ
Camp4で知り合った、神林さん・出村さんと一緒に、EL Capitan Baseのショートルートを登りに行きます。

陽射しが強く、暖かいというよりも汗が噴出してくる暑い一日。渡辺さんは昨日の疲れもあり「写真撮影に専念するよ」とのことで、木陰でのんびりしている。トミヅカさんのブログの記事にもあったが、麓から見上げるEL Capitanはまさにデーンという感じである。壁の迫力は写真で撮ってもなかなか伝わらないだろうな…。
とりあえず朝一のアップと言うことで自分だけ取り付く。皆が見てると緊張するな…まあ、問題無く登れてホット一息。
2ピッチのルートを3人で登る。1ピッチ目リードしたが、ステミングしてチムニーに入るところで落ちてしまう。手前のカンテをうまく使って、逆側の肩を入れてジャミングすればよかったのだ…悔しいがコツをつかめたような気がする。


▲渡辺さんうまーく狙って撮影しているので、あたかもEL Cap登っているかのようですが、あくまで2ピッチです。
2ピッチ目は出村さんリードでスタート。クラックからクラックへと左にトラバースしていくのだが、ルートファインディングが難しいところ。フォローで自分が登り、最後に神林さんが回収しながらやってくるが、途中のナッツががっちり決まってしまいなかなか外ず苦戦。カムを送ったりしながら、粘りに粘って何とか回収!テラスを渡って、懸垂下降点に向かう途中に「ウ○コバックがあるから注意!」ということで、フムフムこれがビッグウォールを登るときの…ともうすっかり乾いたそいつをよけて通るのだった。降りてくると2時ごろになっていた。皆、暑さでバテてしばし休憩する。

▲しつこいですが、あくまで2ピッチのルートです
10月下旬とは思えない陽射しで、水をガバ飲みする。大きなバックを持った連中が降りてきたりしているのはコンディションの悪さにあきらめて降りてきたのだろうか?犬を連れていたり、どう見てもクライミングをやりそうでない人達もたまにやってきているのがちょっと不思議だったりする。
少し休憩してから神林さんがトライするが、暑すぎて壁がぬめっている。状態悪すぎて途中で中止。
見た目が派手なチムニーだが、登ると楽しい。自分だけリードで登ってみる。ロワーダウンしようとすると岩の間にロープが挟まってしまうため、懸垂下降しようとするとATCを持ってきていない。「うーんどうだったっけ?」と思い出して半マストで下降する。
出村さんリードでトライするが、なかなか難しい。トップロープにしてもらい、自分もトライして、各駅停車でなんとか上まで到着。神林さん暗くなり始めた本日の最後に、核心のここ一発でカムが足りなくなってしまった状況の中、冷静に気合のリードで登る。
二人ともトポを見ながらどこに行こうかと話したり、そして壁を見ながら必要なギアを選ぶといった岩に触っている時間以外も楽しそうだ。「登る当人は後で痛い目にあうから真剣ですよ」と笑っていたが。カムやナッツ一式をトミヅカさんから借りて来ている自分は、皆のギアと混じってしまうとわからなくなってしまわないかな?と少し不安だったのだが、二人とも自分のギアは把握しているようで、どうやら借りた一式は型が新しく「重さも動作も軽いね」「お、黒エイリアンだよ!」とか喜んでいて、まったく杞憂にすぎなかった。ギアはどのメーカーのいつの年式のだと使いやすい…といった会話がポンポンとでてきて詳しい。クラックビギナーの自分もギアが欲しくなってくるのは子供のおもちゃと一緒だなと思いつつ、帰りに幾つか買うことにする。
すっかり辺りは暗くなってきたので、急いで荷物をまとめて下る。ビックウォールに明日から取り付くのだろうか、ヘッテンつけて壁にいる連中もいる。
下る途中で女性のレンジャーに呼び止められる。最初は何を言っているのかわからなかったが、食料を壁の周辺に残地していないか?とチェックに来ていたようだ。「ヘッテンがまぶしいからどけなさい!」と怒られているのに「あーライトなら壁に登ろうとしている奴らはいましたよ…」なんてなかなかわからなくて、ゴメンなさいね。
Camp4に戻ると、渡辺さんがハンバーグを焼いてくれていた。疲れていたのでありがたい。からからの喉にビールがうまい!ワインにショートパスタとレタスのコンソメスープの夕食。
やがて神林さんも戻ってきて、飲みながら話し「いつまでいるんだっけ?」という話になる。
渡辺さんは若いころフランスに長期滞在したこともあって、「仕事を辞めたんだったらもっといればいいのに何でそんなにすぐ帰るんだよ」と言っている。そりゃそうなんだよなと思いつつも「やらなければいけないことがいろいろあるんですよね」(公共料金の支払いとか、家賃の支払いとか…たいしたことは何も無いな…職探しと金の心配が一番か…)と答えていると、神林さんがボソッと「僕にはやりたいことはあるけど、やらなければいけないことは無いですね〜」とつぶやく。「そっかー、そうだよな〜」と思う。やらなければいけないことをこなしてばかりいると、本当にやりたいことをやるぞと思ってもなかなか苦心したりするのだ。山にしろ音楽にしろ好きなことをずっとやって生きている人には、子供のような天性の人も、確信犯的な知性の人もいるが、そういう人と一緒にいると楽しく時間が過ぎていく。
渡辺さん譲らず「もっと長くいればいいのに…」と続けている。「かわいい彼女に会いたいからに決まってるじゃあないですか〜」と混ぜっかえすと、神林さんも「僕もそれならすぐ帰っちゃうかもしれませんね」と笑っている。
明日はどこに行こうかと、夜中にシェラフにもぐってトポをめくる。渡辺さんはアプローチのわかっているAfter Sixが良いといっていたし、アプローチが近めでそんなに難しくなくて…でも面白そうなルートを探して、Bishop’s Terraceをチェックする。
今回は登れなかったDNBや、EL CAPのEast Buttress、Higher Cathedral Spireなどなどいつ登れるかなとトポを眺めながら眠りにつく。
Pine Line 5.7
とりあえず朝一のアップと言うことで自分だけ取り付く。皆が見てると緊張するな…まあ、問題無く登れてホット一息。
Little John Right 5.8
2ピッチのルートを3人で登る。1ピッチ目リードしたが、ステミングしてチムニーに入るところで落ちてしまう。手前のカンテをうまく使って、逆側の肩を入れてジャミングすればよかったのだ…悔しいがコツをつかめたような気がする。


▲渡辺さんうまーく狙って撮影しているので、あたかもEL Cap登っているかのようですが、あくまで2ピッチです。
2ピッチ目は出村さんリードでスタート。クラックからクラックへと左にトラバースしていくのだが、ルートファインディングが難しいところ。フォローで自分が登り、最後に神林さんが回収しながらやってくるが、途中のナッツががっちり決まってしまいなかなか外ず苦戦。カムを送ったりしながら、粘りに粘って何とか回収!テラスを渡って、懸垂下降点に向かう途中に「ウ○コバックがあるから注意!」ということで、フムフムこれがビッグウォールを登るときの…ともうすっかり乾いたそいつをよけて通るのだった。降りてくると2時ごろになっていた。皆、暑さでバテてしばし休憩する。

▲しつこいですが、あくまで2ピッチのルートです
10月下旬とは思えない陽射しで、水をガバ飲みする。大きなバックを持った連中が降りてきたりしているのはコンディションの悪さにあきらめて降りてきたのだろうか?犬を連れていたり、どう見てもクライミングをやりそうでない人達もたまにやってきているのがちょっと不思議だったりする。
La Escuela 5.11b
少し休憩してから神林さんがトライするが、暑すぎて壁がぬめっている。状態悪すぎて途中で中止。
La Cosita Left 5.7
見た目が派手なチムニーだが、登ると楽しい。自分だけリードで登ってみる。ロワーダウンしようとすると岩の間にロープが挟まってしまうため、懸垂下降しようとするとATCを持ってきていない。「うーんどうだったっけ?」と思い出して半マストで下降する。
Short but Thin 5.11b
出村さんリードでトライするが、なかなか難しい。トップロープにしてもらい、自分もトライして、各駅停車でなんとか上まで到着。神林さん暗くなり始めた本日の最後に、核心のここ一発でカムが足りなくなってしまった状況の中、冷静に気合のリードで登る。
二人ともトポを見ながらどこに行こうかと話したり、そして壁を見ながら必要なギアを選ぶといった岩に触っている時間以外も楽しそうだ。「登る当人は後で痛い目にあうから真剣ですよ」と笑っていたが。カムやナッツ一式をトミヅカさんから借りて来ている自分は、皆のギアと混じってしまうとわからなくなってしまわないかな?と少し不安だったのだが、二人とも自分のギアは把握しているようで、どうやら借りた一式は型が新しく「重さも動作も軽いね」「お、黒エイリアンだよ!」とか喜んでいて、まったく杞憂にすぎなかった。ギアはどのメーカーのいつの年式のだと使いやすい…といった会話がポンポンとでてきて詳しい。クラックビギナーの自分もギアが欲しくなってくるのは子供のおもちゃと一緒だなと思いつつ、帰りに幾つか買うことにする。
すっかり辺りは暗くなってきたので、急いで荷物をまとめて下る。ビックウォールに明日から取り付くのだろうか、ヘッテンつけて壁にいる連中もいる。
下る途中で女性のレンジャーに呼び止められる。最初は何を言っているのかわからなかったが、食料を壁の周辺に残地していないか?とチェックに来ていたようだ。「ヘッテンがまぶしいからどけなさい!」と怒られているのに「あーライトなら壁に登ろうとしている奴らはいましたよ…」なんてなかなかわからなくて、ゴメンなさいね。
Camp4に戻ると、渡辺さんがハンバーグを焼いてくれていた。疲れていたのでありがたい。からからの喉にビールがうまい!ワインにショートパスタとレタスのコンソメスープの夕食。
やがて神林さんも戻ってきて、飲みながら話し「いつまでいるんだっけ?」という話になる。
渡辺さんは若いころフランスに長期滞在したこともあって、「仕事を辞めたんだったらもっといればいいのに何でそんなにすぐ帰るんだよ」と言っている。そりゃそうなんだよなと思いつつも「やらなければいけないことがいろいろあるんですよね」(公共料金の支払いとか、家賃の支払いとか…たいしたことは何も無いな…職探しと金の心配が一番か…)と答えていると、神林さんがボソッと「僕にはやりたいことはあるけど、やらなければいけないことは無いですね〜」とつぶやく。「そっかー、そうだよな〜」と思う。やらなければいけないことをこなしてばかりいると、本当にやりたいことをやるぞと思ってもなかなか苦心したりするのだ。山にしろ音楽にしろ好きなことをずっとやって生きている人には、子供のような天性の人も、確信犯的な知性の人もいるが、そういう人と一緒にいると楽しく時間が過ぎていく。
渡辺さん譲らず「もっと長くいればいいのに…」と続けている。「かわいい彼女に会いたいからに決まってるじゃあないですか〜」と混ぜっかえすと、神林さんも「僕もそれならすぐ帰っちゃうかもしれませんね」と笑っている。
明日はどこに行こうかと、夜中にシェラフにもぐってトポをめくる。渡辺さんはアプローチのわかっているAfter Sixが良いといっていたし、アプローチが近めでそんなに難しくなくて…でも面白そうなルートを探して、Bishop’s Terraceをチェックする。
今回は登れなかったDNBや、EL CAPのEast Buttress、Higher Cathedral Spireなどなどいつ登れるかなとトポを眺めながら眠りにつく。
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