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ヨセミテクライミングツアーPart 6/9 "Yosemite Camp4 5th day"

Category : 山行記録
Tuesday, October 23,2007
East Buttress 5.9A0 ~MIDDLE CATHEDRAL ROCK~
今回の目標でもあるMIDDLE CATHEDRALのEast Buttressに緊張の面持ちで挑戦しますが…
5.9A0を登る渡辺さん

ビレーヤー

5時半に目覚める。外は寒く、ありったけの服を着込む。渡辺さんがコーヒーを淹れようとしているが、時間がかかることは止めようと紅茶にパンで朝食をとる。緊張と眠気からか二人とも言葉が少ない。気が急いて6時15分に出発して、6時25分には取り付きの駐車スペースに到着するが、まだまだ辺りは暗い。なんだか焦ってきたのがあほらしいが、ヒーターをきかせて7時ごろまで車中で寝る。
うっすらと明るくなってきたので、歩き始める。7時半に取り付きに到着して準備していると、渡辺さんがチョークを忘れたことに気づいて、車に取りにいこうかなと言い出す。自分はあまり使わないもんなと、底に残っていた粉と中身のほとんどない袋を取り出してビニールにいれて自分は使うから、チョークバックを貸しましょうか差し出すと、「アルパインのときはチョークボールじゃあなくて粉にするべきだ」とか言っている。「そもそもチョークバック忘れといて…」と思いつつ、最初のリードつまりは核心の5ピッチ目は渡辺さんだもんな…とぐっと黙っておく。
まあ、そんなこんなはあったが8時前にスタート。

1ピッチ目


緊張のスタートは渡辺さん。トポの1~2ピッチ目をまとめてリードする。難しいところは無いが、右へ左へと移るので、ロープの流れが難しそうだが流石に難なく登っている。
緊張の1ピッチ目

2ピッチ目


トポの3~4ピッチ目をまとめて下山リード。簡単なクラックでも60mいっぱいに続くと長い!荷物とギアが重くて二人ともゼイゼイしているが、さっきまで緊張していたのが嘘のように楽しい。
2ピッチ目を登る渡辺さん

振り返ると、ドーンとエルキャプタンの全景が広がっている。先日登ったNutcrackerのある岩場MANURE PILE BUTTRESは哀しいほどに小さい…。
エルキャプ!

Nutcrackerのある岩場

3ピッチ目


次は今回の核心でもある、トポの5ピッチ目の5.10cフリーか5.9A0。水やアプローチシューズの入った荷物を受け取り、ギア(あまり持ちすぎると重くて大変だし、かといって足りなくなるのは不安で迷うところ)とチョークバック(結局仲良くひとつのチョークバックをリードが使ったのだ)を渡して渡辺さんリードでスタート。迷わずヌンチャクをつかんでさっさと登る。明るいうちに抜けることができるのか!?が我々の本日のテーマなのだ。
核心の3ピッチめを登る渡辺さん

日本を出る前に、「ヨセミテでは1ピッチはギリギリ60mだぞ」とか「スラブでピンがあっても、20m~30mはランナウトしているのがフツーだぞ」とか散々聞いていてびびっていたのだが、目の前には屏風の雲稜ルートの人工のピッチか?と言うぐらいにびっちり2m~3mぐらいの感覚でボルトが打ってある。まあ、話をしているときいつもかなり酒が進んでいるのだから皆話が大きくなっているわけだ。それに皆5.8とかのルートには行かないもんな…。これが2ランクぐらいあがって気合の入った連中が登るところになると泣きそうなランナウトとか平気で出てくるんだろうな…。
スラブを越えてルーフを抜けるところがフォローでもなかなか緊張して楽しい。

4ピッチ目


トポの6ピッチ目で、下山リードで右へ右へとトラバースしていく感じ。

5ピッチ目


渡辺さんリードでロープをのばす。なんだかトポの何ピッチ目か怪しくなってくる。

6ピッチ目


下山リードでクラックを登り、テラスに出る。
デビットリーロス風に…


7ピッチ目


渡辺さんリードで登る、浮石が多そうだ。
ちょっと浮石が多そうな…

8ピッチ目


下山リードでクラックを登り続け、途中で気づき左に少しトラバースして大き目のテラスに出る。浮石がいっぱい。
6ピッチ目かな?を登る渡辺さん


9ピッチ目


「あと2ピッチ残ってるはずだよね?」と話し合うが岩の形状からして何となくピンとこない。右でも左でも行けそうだよねと言いつつ左から渡辺さんリードで登る。
9ピッチ目?を登り始める

しばらくすると「あれ?歩けるよ」という声がする。フォローで登ると岩が脆く、結構な大きさの浮石などもある。
今回ヘルメットは持参していなかったが、先行パーティーがいる場合はかぶっていた方が安全かな。
到着すると確かに歩ける。そのまま先に進み、しっかりとした場所に出てあっけなく終了!
あっけなく終了!

天気は快晴だが、気温が高すぎず快適で楽しいクライミングだった。時間もまだ2時ごろで登攀時間は6時間。その後はガレ場と土の斜面を登り、ケルンのある踏み跡をたどってKAT WALKへ。途中、危うく上へと道を間違いそうになったが、渡辺さんが左へとトラバースする顕著な踏み跡に気づいてそちらを下ると、きれいな草原と石ころの斜面が続いている。
KAT WALKの先はこんな感じ

Higher Cathedralが目前にドーンと聳え立っている。
Higher Cathedralを臨みながら下降

聳え立つspireが格好よい

さらに下ると沢筋のガレ場へ出て、両側は誰も登らないが立派な壁が聳えている。
下降路は誰も登らないが立派な岸壁

少し下ると支点があり、懸垂下降を2回。さらに歩いてもう1回懸垂下降。ロープはいずれも50mでもOK。
3回懸垂下降して…

今回は60mロープとバックロープとして50mロープを持参したが、登攀は60mロープがあるとまとめてピッチをきることができて時間的に有利。下降についてもバックロープは使わず1本で問題ない。途中で敗退することが懸念される場合は、2本あったほうが良いかもしれない。
あとはガレ場を歩いて下り、ケルンの積んである取り付きへの場所へ到着。
spireの格好よさは写真じゃ伝わらないな…

破顔でがっちり握手して二人とも晴々とした気分で、渡辺さんに感謝!渡辺さんも「下ちゃんのおかげだよ」と言ってくれ、やっぱりチームでありパートナーがいるから登れるんだよな思い、これだからクライミングはやめられないなという最高の気分!
一度テントへ戻り、シャワーを浴びにカリービレッジへ。ヨセミテに入って初めての外食と、ピザ屋で祝杯!目標のEast Buttressも登ったし、ピザ屋でトッピングもちゃんと注文できるようになったし、良かった良かった。テント場に戻り、出村さん、神林さんとビールを飲みつつ話をする。あと2日か~!

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  • Author:山岳同人 マーモット
  • 山岳同人マーモットは、山に関する活動をオールラウンドにやっています。各々が自分の山を自分のペースで楽しんでいる会です。
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