- 2007-06-04
- 山行記録

お疲れ様です、シモヤマです。
谷川岳烏帽子沢奥壁ダイレクトを登ってきました。
【日程】2007.6.2(土)※前夜入り
【メンバー】木村さん(L)、富塚さん、下山
【行程】5:00 出合出発 → 7:50 変形チムニー取付 → 13:00 登攀終了 → 15:00 南稜取付 → 17:00 出合
当初は「凹状カンテかな〜?」と富塚さんと打合せしていましたが、木村リーダーの「奥壁ダイレクト行くか?」との一声で決定します。

▲雪渓より
雪渓はまだ残っていて、ヒョングリの滝も隠れています。
多くのパーティーが入っていましたが、ほとんど中央カンテ・中央稜・南稜で、変形チムニーの取り付きは我々だけです。
1ピッチ〜2ピッチ(※表記はトポのピッチとは異なります)
[取付〜変形チムニー手前まで]
富塚さんリードで、びしょびしょの壁に取り付きます。
袖から水が入ってくるような場面もあり、「富塚さんよくリードで登ったな〜」と思いながらフォローします。

▲2ピッチ目
3ピッチ〜4ピッチ
[変形チムニ〜奥壁ダイレクトに直上する緩斜面]
ヌメヌメの変形チムニーに「服が汚れるからイヤだ!」という富塚さんの一声でリードは下山に交代。
苔むして水の滴る(上を向くと目に入ってきちゃいます…)チムニーに突入し、体の向きを「あっちか〜イヤこっちかな?」と変えながら何とか登ります。
富塚さんも結局ドロドロになりながら上がってきますが、木村さんは流石に背中と足を上手く使ってすいすいと登ってきます。
4ピッチ目は傾斜もそんなに無いのですが、いまいちピンも少なくなり「あれ?」っとチキンハート全開で慎重というよりトロトロ登っていると「早く行っちゃえよ!」と木村大先輩より叱咤逆鱗(激励?)が飛びます。
「だってヌレヌレ・グラグラ(裏切り者ばかりだし…)・ガラガラ(落石しちゃうよ…)なんだもん…ブツブツ」といつまでも不貞腐れてもいられないので、黙ったままちょこっと急ぎます。
が…5ピッチ目のビレー点に到着すると、「これは???」というこれまでのアルパインルートでの経験にない難しそうなピッチが出てきます。
5ピッチ〜7ピッチ
[人工のフェース〜烏帽子岩下の終了点]
ということで、一番奥に立ってビレーしていることを言い訳に、ここから木村さんにバトンタッチ。
開拓時は人工だった(やっぱり…)というこのピッチ、木村さんは何度かフリーで抜けているようですが「フォローでも難しい&ピンもサビサビで怖い!」
「次回があればリードだな…イレブンがオンサイトできるようになったらな…」とブツブツ頭の中で考えます。
6ピッチ目のチムニーもちょっとクセがありますがなかなか楽しく、そこを抜けるとガラガラのゆるい傾斜の7ピッチを抜けて烏帽子岩下に出て登攀終了。

▲最終ピッチ
笹の傾斜をトラバースして南稜下降点に出ます。
天気は概ね晴れていて、朝は涼しく快適でした。
陽が強くなるとしつこい蚋の大群に悩まされ、この時期虫除けは必須アイテムです!

▲おつかれさま〜!
出合に戻ってホッとすると「フォローとはいえ奥壁ダイレクトを登れたんだ!」と喜びが沸いてきます。(木村リーダーありがとうございました!!!)
水上のスーパーを越えた道路沿いの谷川ラーメンで腹を満たし、全く渋滞の無い関越をスイスイと帰路に着くのでした。
コメント5
- たもつ URL 2007-06-04 (月) 19:20
お疲れさまでした。あんなに濡れた壁を登ったのは久しぶりです。最初にこのルートを登ったのは二十年以上前になります。その時は人工のピッチをフリーで軽く一撃し、テラスから40メートルほどノーピンでトラバースして、ディレッティシマの上部核心へ入るというお馬鹿なことを平気でしていたんですが……。根性と気合いが不足気味です。三越に行って買ってこなきゃ?
- とみ URL 2007-06-04 (月) 22:01
いやぁ〜、棚ボタでした。タモツさまのお陰です。南稜テラスまで下降してルートを見上げた時、5ピッチ目のフレークを感慨深く眺めました(登ったスタイルは別として・・・
)南稜の下降点に付いた時、タモツさまが「ハイ、お疲れサマ」と右手を差し出してくれたのにも妙に感激したなぁ〜〜
しかし、上部ピッチは年々脆くなってますね。今回も7P目は別の意味で大変怖かったです。- 川原 洋志 URL 2007-06-09 (土) 00:16
龍鳳登高会 川原と申します。
マーモットのHP楽しく読ませて頂いています。奥壁ダイレクト、変形チムニーからでしょうか。興味深かったのでチムニー上部からのピッチの状態
教えて頂けたら幸いです。
富塚さん がんばっていますね。- とみ URL 2007-06-10 (日) 01:29
川原さん、こんにちは!
ハイ。変形チムニーを越えてから奥壁ダイレクトに合流です。支点は全て残地or自然物だったと思います。私は全てフォローでしたが、フリー化された人工のピッチは岩はしっかりしていたものの、A0(てへへ
)で体重をかけるのも多少躊躇するような支点が結構ありました。それ以外のピッチで印象深かったのはやはりランナウトでしょうか。チムニーを2つ越えた後、凹角を抜けて緩い草付〜南稜へのトラバースとなるピッチはトポでは2ピッチあり、確かに50mで行ける距離ではないのですが、途中にビレイ点を見つけかねました。最後のルンゼに入る前にちょっとしたテラスがあり、そこの岩角で無理やり支点を作りましたが、どこにあったのかなぁ。因みに、変チを抜けてから5ピッチでした。タモツさん、訂正、補足があったらよろぴくー。- 川原 洋志 URL 2007-06-12 (火) 22:31
秋に 泥だらけにならない
時期に登りたいとおもいます。
たこ焼き、たこさん食べた?
失礼しました。
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