真夏の谷川岳一ノ倉沢烏帽子南稜
Category : 山行記録
【日程】2015年8月8日(土)
【場所】谷川岳 一ノ倉沢 烏帽子南稜
【天気】終日晴れ
【メンバー】荒井さん、渡辺さん、岩下さん、黒須(記)
岩下さんと黒須の本チャンデビューということで、真夏の一ノ倉沢に行ってきました。
アルパインは色々な要素があって大変。。
充実感よりも無事下山できた安堵感の方が大きかったかもしれないです 笑。
とにかく暑いのと南稜テラスまでのアプローチが大変でした、、
この日の一ノ倉沢は3パーティー8人(全パーティが南稜登ってました)と静かなこともあって
クライミングは快適でした。
早朝に林道をテクテク歩いてるだけでも汗をかくようなこの暑さ。
目の前に広がる一ノ倉沢を見上げて少しビビりました。

ヒョングリの滝の雪渓がどんな状態か気になりましたが、これを渡るのは無理と判断して
右側から巻くことに。
ここのトラバースも足下が悪く思いの外怖かったです。

頭上の太陽と足下からの熱の反射に苦しめられつつテールリッジを登ります。

荒井-黒須組と渡辺-岩下組の2パーティーでつるべで登攀開始!
南稜は噂通り岩が安定していて(一部たまに浮き石ありますが)登りやすかったです。
時折吹く風が気持ち良かったです。

途中ルートを間違えつつ(←まだまだ修行が足りない)無事に終了点到着。
外国人2人組パーティーの順番待ちで遅れてしまった渡辺さん岩下さんを待ち、
彼らと一緒に下降しました。
6人でロープ3本。効率的に降りるための手順に慣れず「なるほど」と学ぶことばかり(←まだまだ修行が足りない)。

本日一番のハイライト。テールリッジから雪渓に移る箇所です。
行きは気付かなかったけれど上から見るとこんなに危険な状態だったとは、、、
フィックスで確保してもらいつつ無事通過。

ヒョングリの滝は行きと同じルートでトラバース。
無事に安全地帯に降り立った時の安堵感と言ったら!
初めてのアルパインの本チャンルートでしたけど、
クライミングだけでなく色々な状況やトラブルに対応できなければいけないのだなあ、と改めて実感です。
危なげな我々2人を支えて頂きありがとうございました!
温泉に入り、山盛りのもち豚焼き肉定食をお腹いっぱい食べて帰るのでした。
【装備(1パーティ)】
シングルロープ(50m)×1
カム 0.5~2(使いませんでした)
クイックドローやアルパインヌンチャク、スリングとカラビナなど適当。
【時間】
駐車場発 05:00
一ノ倉沢出合い 06:00
テールリッジ取り付き 07:40
南稜テラス 08:50
登攀開始 09:00
終了点 11:00
(渡辺さん岩下さんパーティは別パーティの渋滞にはまり11:40)
下降開始 12:00
南稜テラス 13:40
テールリッジ取り付き 15:00
一ノ倉沢出合い 16:20
スポンサーサイト